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今年の夏も暑かったですね。
7月前半は冷夏でしたが、後半からは一転 猛暑続きでした^^;
当社ではエアコンの取り付けだけでなく、修理のお仕事もさせていただいています。それで今日はエアコン修理について触れてみようと思います。
修理で多い症状としてまずは…
「冷えない」
でしょう。
読者の皆さんが一番に思い付くのが「ガス漏れ」ではないでしょうか。業者さんの対応として思い付くのも「これはガスが漏れていますね。充填したらなおりますよー。シューーーー(充填)はい、2万円です!」といった感じかもしれません。しかし、そもそもガスが漏れること自体どこかに問題があるので、なおっても一時的でまた冷えなくなるものです。
エアコンが冷えない原因を探すのは意外と難しく、簡単ではありません。では一体どのような原因があるのでしょうか。
もちろん原因は様々ですが、まずありそうで少ないのが配管接続部からのガス漏れです。配管からのガス漏れは施工者にとって一番恥ずかしいことですからね。こんな感じです。

施工後に室外機を無理に動かして漏れることもあります。

論題からずれますが、ガスがなくなると配管が凍るとよく言われます。こんな感じに…

でも、ガスが漏れていても凍っていないことが多いです。参考にしてください。
さて本題に戻りますが、「冷えない」原因として多いのは…
1.基板不良
2.エバポレータ不良によるガス漏れ
ではないかと思います。
1.基板不良
エアコンには室外機側にインバータ基板、室内機側に制御、電源基板が使われています。これらが故障すると「電源が入らない」「室内機から風が出ているけれど冷えない」といった現象が起こります。
室内機の基板


室外機の基板


2.エバポレータの不良によるガス漏れ
なぜエバポレーターからガスが漏れてしまうのか説明は省きますが、こんな感じになります。


オイルがにじんでいる様子を見て取れると思います。エアコンガスが配管内を循環するとコンプレッサーにあるオイルが混ざるので、ガスが漏れるとオイルも一緒に出てきます。ガスは蒸発してなくなりますがオイルはなくならないので跡が残ります。オイルがにじんでいればガスが漏れたと分かるわけです。上記の写真はエバポレーターの裏側を撮影したものです。実際には正面からは見えない裏側で漏れていることも多いので、オイル漏れがないか見た目だけで判断するのには限界があります。やはりリークディテクタを使用してガス漏れがないか調べる必要があります。
他の例としてコンプレッサーが故障している場合があります。その時は溶接しながら交換します。
交換前

交換後

冷えない原因は色々あるものですね。ただいずれの場合も修理費用は高額で、2万円〜5万円。メーカー保証は基板が1年、冷媒回路(エバポレーターやコンプレッサー等)は5年です。それを超えると自己負担になりますから、長期保証にしっかり入っておくことをおすすめしたいと思います。
神戸市、明石市、加古川市、高砂市、姫路市、三木市、小野市のエアコン工事は、是非ともエレコンにおまかせください!